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精米へのこだわり・低圧2段精米でうまみをキープ

精米で変わるお米のおいしさ

私たちのお米「塩沢こだわり米」の最大の特徴はうまみにあります。このうまみは、玄米のヌカ層と胚乳の間にある極薄いうまみ層によってもたらされています。お米をおいしく仕上げる秘訣は、このうまみ層をいかに上手に残せるかにかかっています。

お米の風味とうまみ層を残すための低圧2段精米

精米はお米とお米をこすり合わせる摩擦によってお米の表面のヌカを削り取る工程のこと。私たちの精米方法は、通常1回で仕上げる精米を圧力を下げて2回に分けておこないます。この方法は手間がかかりますが、お米にかかる圧力が小さいため、お米の温度が上がりにくく薄いうまみ層を残した精米をしやすくなります。写真は精米機から出てきたお米の温度を測ったもの。穀温35度は他の精米に比べてだいぶ低い温度だということがわかります。

安心して食べてもらうための色彩選別機

色彩選別機は異物や不良粒と良いお米を選別するための機械。収穫したお米には小石や雑草の種などが混ざっています。また、白米の中にも害虫の被害にあったものや病気などで変色したものがあります。私たちはみなさんにおいしいお米を安心して食べてもらえるよう、色彩選別機でお米から異物や不良粒を取り除いています。精米工場やお米屋さんではあたりまえの機械ですが産直農家で導入しているところはまだまだ少ないようです。

お米屋さんも真似できない贅沢選別

精米されたお米はシフタと呼ばれる機械で選別されます。これは通常精米によって割れたお米の破片を取り除く為に使われます。割れたお米が多く混ざるとご飯がべとついた炊きあがりになってしまうからです。一般的には1.8ミリの網目が使われますが、私たちの「塩沢こだわり米」では2.1ミリ、「厳選塩沢こだわり米」、「厳選西山」に関しては特注の2.3ミリの網目で選別し、割米を取り除くとともに食感をそろえています。その時にでるお米のロスは約7%、100キロの精白米中7キロがふるい落とされてしまいます。お米屋さんでもなかなか真似できない非常に贅沢な仕上がりのお米となっています。

おいしいお米だからこそ鮮度を大切にしたい

お米は精米した瞬間から劣化が始まります。お米に含まれる脂質が酸化することによって特有の古米臭を発するとともにおいしさも損なわれていきます。お米をおいしく食べられる目安は冬で1ヶ月、夏で2週間といわれています。私たちは、少しでも長くおいしく召し上がってもらう為に白米の作り置きは一切していません。私たちのお米はお客様にお届けする直前に精米し発送されます。

最後の1杯までおいしく食べてほしいから

最後の1杯までおいしく食べてほしいから、1週間から10日で食べきれる2キロ袋で鮮度保存パックをご用意させていただきました。精米したてのお米をその場で密封するのでいつでも新鮮なお米を召し上がっていただけます。 この包装は窒素置換方式といわれ米袋を一度真空にしたのち、窒素ガッスを充填させる方法です。多くの食品で利用され代表的なものはポテトチップスなどをはじめとする油菓子やコーヒー、日本茶などで酸化防止、変退色の防止 香気保存などに使用されています。保存期間は15度で約12ヶ月、通常で10ヶ月、夏場でも約6ヶ月といわれています。また、窒素ガスは空気中の約78%を占める無毒無臭の気体なのでお米への安全性の問題も一切ありません。おいしいお米にこだわりのある方は是非お試し下さい。